な訳で、深夜作業から帰宅。
結構早かった。


終電には間に合わなかったのでタクシー帰りでしたが
そのタクシーがまたふざけたタクシーでした。




神奈川新町駅で、同僚と話しをしながらタクシーを捜してたんですが
ふら〜っと、車の頭に"タクシー"の目印がない車が横付けしてきて
「お、乗るかい!!」と、でかい声の親父。
白髪の按配を見る感じ、恩年70代後半と言ったところか。
取り合えず、俺が「2割?3割?」と深夜料金の増しぐあいを聞いたら。





「旦那、3割引で行きやしょう!!」
マジかよ親父。てか、お前ホントにタクシーの運ちゃんか?wwwwwwwww


と、揚々と謎の深夜料金3割引タクシーに乗り込む俺。
同僚は神奈川なのでここでお別れ。




親父「どこまで行きましょう!!旦那!!」
俺「あ、遠くて申し訳ないんだけど、JR埼京線板橋駅でお願いします。」
親父「お、まかせろ、まかせろ。」
と、結構自信ありげな返答。


正直、遠くだから結構道がわからなくて、微妙な反応するタクシーって多いんだけど
この謎の個人タクシーはすげぇ反応が良いもんで、安心して乗り込んじゃいました。








だがこの時は、あんな事になるとは思いもしなかった。


高速に乗り込んでから親父が
「板橋か〜、思い出すねぇ、昔の彼女の事をっ」






聞いてねぇよ。おめぇの色恋沙汰なんか。
しかも、親父が20代の頃の話。
親父、約50年前の話なんかするな、しかも、別れ話になっていくにつれてキレるな
やたら興奮する親父。愛想笑いの俺。


そして話は、村上ファンドの話へ。
刑務所に拘留されて良かっただとか、俺の思ったとおりだとか。
そこまでは良いよ、多めにみてやる。


親父「一回刑務所入ると、人間が出来る。試しに一回入るといいぞ」





勘弁してくれ。
何を興奮して刑務所に入れとか言ってんだこの親父。


興奮する親父。愛想笑いの俺。






で、何だかんだで北池袋のインターで高速から降りた訳だが
親父「で、こっからどう行くんだい」




















(;´д`)はい?
今何とおっしゃいましたか、この親父。
この期に及んで、道がわからないと。
さらには、「サイジョウ線の板橋だったよな」とか「板橋線の〜…えーっと…」






勝手に路線作るな。



道行く人に、道を尋ねる事4回。
信号無視する事3回。
Uターン禁止箇所でUターンする事7回。








勘 弁 し て く れ 。









取り合えず、池袋まで歩いた時に見覚えのあるとこに出たので
俺「あ、ここです。ここ。降ろしてください。」
親父「お、ここか、いやー、さすがに早かったろー」
俺「そ…、そうすね。」
親父「はっはっはー」



さすがに殺意も芽生える訳で。
で、料金の方が「おう、1万3千で良いよ」


や、良いよって言うか、安いけどさ...
アバウト過ぎじゃねwwwwwwwwwwwwww




もう、払ったよパパッと
したらよ、領収書貰い忘れるしさ、もう最悪。
交通費清算できねーよな、これ。




しかも、最後まで「じゃ、旦那、また縁があったらよろしくなっ!!」とかよ
俺は旦那とか呼ばれる歳じゃねぇよ(ノд`)





マジで欝になりそうだ。